2024年8月時点の情報です。
ウズベキスタンのブハラで旧市街をブラブラしていた際に、お土産屋さんの並びにOPENとネオンが光る気になる入口が。Bathhouseとも書かれています。調べてみたところ、それはハマム(中東や中央アジアの公衆浴場)でした。
そこは男女共同のハマムでしたが他にもいくつかあって女性専用のハマムもあるとのこと。
しかしその女性専用ハマムのgoogle mapの口コミをみると賛否両論。そして40万スム(約5000円)といいお値段。
ハマムと言えばトルコが有名でトルコに行った時にやってみたいなとなんとなく思っていたのですが、何を隠そう私はスーパー銭湯やサウナが大好き。気になる。悩んだ末に行ってみることにしました。
私が行ったのは、女性専用ハマムのHammomi Kunjak(ハマム・クンジャク)。何百年という歴史があるハマムだそうです。
予約なしで行きましたが8月の昼間ということもありすんなり受付。前払いで40万スムを支払うとロッカーに案内され、「テイクオフ、エブリシング」とのこと。全裸になると、薄い布を体に巻いてくれてスチームサウナ室?に案内されます。
石でできた洞窟のような薄暗いドーム状の空間で布を外し全裸になって、ここに10分座ってろとのこと。日本の銭湯にあるスチームサウナよりもだいぶ優しくじんわり汗をかく感じです。
10分程経つと先ほど案内してくれたお姉さんとは別のお姉さんが来て、洗体?あかすり?が行われました。生乾き臭のするミトンのようなものを手につけて、私の体を(雑に)軽くこすります。女優の杏ちゃんみたいな顔とスタイルだけど、怖い顔で「スタンダップ!」「シット!」と強い口調で指示してきます。思わず日本語で「怖っ」と言ってしまうほど。(確かこのタイミングで頭も洗うか聞かれ(雑に)洗ってくれたと思います。)
その後横になり腕と脚と背中に謎のペーストを塗られます。何が入っているか聞いたけど、ジンジャー以外聞き取れず。「ジンジャーが入ってるから体が熱くなるけど問題はない」と言われましたが、実際にしばらくすると塗られた場所がめちゃくちゃ熱くなってきました。太陽カンカン照りの日に日光浴して、かつ虫眼鏡で太陽光を集中して当てられているような今までにない感覚でした。そしてこのまま放置。
15~20分経って激怖杏ちゃんが帰ってきました。体に塗られていたペーストが洗い流され、別室に移動。こちらも同じく洞窟のようなドーム状の空間で、真ん中にテーブルのような台がありそこに横になりマッサージされました。基本的にすべてが雑で、マッサージは10分程で終了。
石鹸?を洗い流す時はバッシャーとお湯が入ったバケツごとぶっかけられました。ふざけてるのか、いつもこうなのかわかりませんが、とにかくすべての工程が雑!
ハマスとはこういうものなのか、それともウズベキスタンスタイルがこうなのか、はたまたこのハマス特有なのか、この激怖杏ちゃん特有なのかは謎です。
最後ジンジャーティーを飲んでから、髪の毛を乾かしてくれるまでしてくれたのですが、髪の毛乾かす工程だけ丁寧でした。
リラクゼーション目的で行くことはあまりおすすめできませんが、知らない世界を体験できたのはよかったなと思います。それにしても約5000円はちょっと高いかな。
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