まずアウシュビッツ強制収容所ですが、ガイドと一緒に周ることが基本になっています。
私は今回ガイドなしで行ったのですが、施設はとても広く看板なども目立たないのでどこを見たらいいのか判断するのが難しかったです。
・日本語ガイド
様々な言語のガイドがありますが、残念ながら公式HPからは日本語ガイドは選べません。(中谷さんという方が日本語の公式ガイドをされていますが、直接メールを送り申し込む必要があります。私は3、4日前というギリギリのタイミングでダメ元でメールを送りましたが、やはり既に締切後とのことでした。中谷さんのガイドを希望される方は早めに予約してください。実際に中谷さんのガイドで周られた他の方のブログもネットで検索すると出てくるので詳しくはそちらをご覧下さい。
・英語ガイド
公式HPから英語を含め様々な言語のガイドツアーを予約できるのですが、英語のガイドツアーの予約は早く埋まっていまいます。私が行った時は1週間後くらいの空き枠を見ても英語ガイドは全部埋まっていてポーランド語、ロシア語などの言語が残っているような状況でしたので、英語ガイドを希望される場合は早めの予約をおすすめします。
・その他言語ガイド
冒頭にも書いた通り、施設はとても広く看板なども目立たないのでどこを見たらいいのか判断するのが難しいです。解説の内容を理解できなくても見るべきポイントに連れて行ってくれるので理解できない言語でもガイドをつける意味はあると思います。
ガイドツアーは公式HPから予約できます。
・ガイドなし
私がアウシュビッツ強制収容所に行く日が決まったのがギリギリで中谷さんのガイドも英語のガイドも予約できずガイドツアーで残っているのはポーランド語とロシア語のみでした。
ガイドなしでは遅い時間にしか入場できない、ガイドなしでは敷地内でどこを見たらいいのかわかりにくいという情報を得ていたのですが、英語ガイドもないのならガイドなしで自分のペースで行くのもありかなと思い、ガイドなしチケット予約なしで訪問しました。
以下は2024年10月にクラクフからアウシュビッツ強制収容所に行った時の報告です。
私は往復バスを予約して行きました。Mój-busというバスで到着地点をOświęcimでアウシュビッツ第一強制収容所の入り口付近前のバス停にまで行きます。
私は13時頃にチケット売り場に着きましたが、列に並ぶことはありませんでした。ガイドなしだと入場無料ですが、チケットをもらう必要はあるみたいです。
アウシュビッツ強制収容所ですが、第一と第二(ビルケナウ)があります。その間は少し離れていて無料のシャトルバスで移動することになります。(バスに乗ったのは10分くらいかなと思います)
事前に調べていた情報だとチケットがないと15時以降しか入場できないとのことでしたが、
私が行った2024年10月時点では第一強制収容所の方は16時以降でないと入場ができませんでしたが、第二強制収容所(ビルケナウ)の方はガイドなしでも時間に関係なく入場できました。なのでまずはシャトルバスで第二強制収容所(ビルケナウ)に向かいました。ブックストアは第一強制収容所だけでなくこちらにもあり、私はここで冊子を買いました。日本語コーナーには1種類しかなく、中身をよく確認せずに私が買った冊子はアウシュビッツ強制収容所の歴史や概要について書かれたもので、マップの記載はありませんでした。他の方のブログを見るとどうやら他にガイドブックのような冊子もあるようなのでそちらを購入した方がいいと思います。
チケットの確認を受けて敷地内に入りますが、かなり広いです。パッと見て同じようなバラック小屋がいくつも並んでいるのですが、中に入れる所は限られています。
ガイドツアーで周っている集団に付いていったり、施設内に時々ある看板をgoogle翻訳のカメラ機能を使って読んだりして、施設を周りました。
ゆっくりぐるっと周って約2時間半かかりました。人によっては所要時間はかなり前後するのではと思います。
ちょうど16時近くになったのでシャトルバスに乗って第一強制収容所に移動しました。
第一強制収容所も入場し有名なゲートを進むと先には建物が複数あって、中に入れる所と入れない所があります。中に入れる所もたくさんありそれぞれ展示内容も多いです。
バスの時間18時まで約2時間しかなく駆け足で周ることになりましたが、私が行った建物を以下にあげます。
・4号棟:extermination
毒ガスの空き缶や収容された人の髪の毛の展示
・5号棟:material proofs of crimes
収容された人から没収された大量の靴やカバンの展示
・6号棟:prisnors life
囚人の着ていた服の展示
・死の壁:10号棟と11号棟の間にある。
この壁の前で多くの銃殺刑が執行された。
・11号棟:逃亡者や収容所内でのレジスタンス活動を行った者を収容していた施設。
・復元されたガス室:出口に向かう途中にあります。
他にも中に入れる所がいくつかあったのですが、ヨーロッパ周辺各国毎の展示となっている所が多かったです。(ヨーロッパ周辺各国からユダヤ人等が収容所に集められていました)
私が行った時は中に入れなかったのですが、人体実験が行われたとされる実験施設は10号棟のようです。
これにてアウシュビッツ強制収容所の見学は終了。帰りのバスに乗ります。
バスは車内でもチケットを買えるようでしたがかなりの人数の乗客がいたので、ネットで予約しておいた方が間違いないかと思います。
月によって閉館時間が変わるので、公式HPで確認するようにしましょう。
10月は最終入場時間が17時でそこから90分後が閉館。最終入国時間は12月なら14時、6〜8月なら19時(2024年現在)とかなり幅があるので注意しましょう。
拙い情報となりますが参考にしていただければ幸いです。
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